愚痴を吐き出しておく

リワークで勉強したことにより、自分は不満を溜め込む特性があるわかった。そして不満は溜め込みすぎると病気になるので、ここ数日で感じていた不満をここに吐き出す。

 

数ヶ月前からとあるゲームのコミュニティに参加しており、そのゲームの話を中心に交流していた。しかし一週間ほど前から、ゲームに関係ない趣旨違いのネタを数日に渡りこすり続ける輩が出てきた。

ゲームから毎日話題が供給されるわけでもないからネタ切れになることもあるし、人間同士の交流なのだから話の流れで一時的に別の話題を話すこともあるだろう。しかし、そのゲームと関係ないネタを延々とこすり続けるのはそのコミュニティの趣旨に反していると不満に思っていた。

ちなみにネタをこすり続ける輩の心理を考えてみた結果、流行りに乗ってみたかった人、容易に反応を貰えて楽しくなった人がいると考えた。どちらも気持ちはわかる。例え何気ない投稿であっても反応があると嬉しくなってしまうのは、どこかに承認欲求があるのだろう。

 

このことは他の人も不満に思っていたらしく、他の人がぽつりと言った時に自分も便乗して不満を述べたところ、以下の反論が返ってきた。

  • 後から言うな、最初に言え
  • Not For Meの精神だ、無視しろ

反論された瞬間はよい返しが思いつかず黙っていたが、その後ずっと頭がモヤモヤし続けているのでここに愚痴を書いている次第である。そしてそれぞれの反論に対しての自分の考えがまとまったので書いておく。

 

後から言うな、最初に言え

上にも書いた通り一時的なものであれば不満と感じておらず、数日に渡りネタをこすられ続けたことに不満と感じた。この手のインターネットのコミュニティには過度に自治を行う(自治厨)のはご法度という文化があり、自分も一律に趣旨違いを規制するのはよくないと思っている。

なのでこの場合「最初に言え」はご法度そのものであり、間違った指摘と考えられる。そして「じゃあいつまでやってたら限界?」という考えも難しいだろう。例えば「2日継続したらNGとします」とルールを決めても息苦しいだけだろう。

幸い、ゲームの話題を供給すると方向転換は可能な雰囲気(つまりネタ切れしてるだけ)なので、趣旨違いで不満を感じたら自らネタを投下するの最善策なのだろう。

話題は逸れるが「後から言うな、最初に言え」は日本人の悪い癖だと言われている。最初はちょっと不満があっても我慢するが最後にはキレてしまう。過去の歴史でも海外では日本のこの姿勢を不思議がったそうだ。海外、特に欧米では最初にきっちりルールを決めてしまうのでこの手のトラブルが起きづらいのだろう(そしてルールを支配することで自分に有利に進める、国際的なスポーツを見ているとよくある)。日本でこれをやると自治厨と呼ばれてしまうが、ここは文化の違いなのだろう。

Not For Meの精神だ、無視しろ

これは多様性を認めろという意見の時に使われる考えだが、自分の意見を否定されたくない時に中立の立場の意見っぽく見せて批判を逸らす時にも使われる。

そもそも「あるゲームのコミュニティ」なので「それ以外の話題も認めろ!多様性を尊重しろ!」というのは筋違いである。単にみんなネタ切れだから別の話題を話しているだけで率先して認めるべきものではない。

ちなみに、自分はこのゲームに出てくるとあるキャラクターが苦手なのだが、そこについてはNot For Meの精神であまり見ないことにしている。ゲーム内でネタキャラ扱いされているためコミュニティ内でもネタとし頻出するのだが、そのキャラから垣間見える境遇とか性格とかを想像すると個人的には結構デリケートな話なんじゃないかと思って忌避感を持っている。

 

自分はいわゆる「べき思考」が強いので、この手の話題に不満を持ってしまう。この話題の中で他の人が「真面目な人ほど割を食う」と言っていたがその通りで、自分はこの「べき思考」の強さで無駄な苦労が多い。今回の休職とリワークで少し弱まったと思うがまだまだだなと思わされる事件であった。

長々と書いたが、このコミュニティは気に入っているので不満はここに置いて、また参加したいと思う。

ここに書いたことでスッキリしてくれるとよいのだが。